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木洩れ日の家で


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ポーランド映画「木洩れ日の家で」(2007年)
日本では2011年にミニシアターで公開されましたが、こちらでは見ることができずDVDをレンタルしました。

今回は2回目のレンタル。
映画撮影時で主演のダスタ・シャフラルスカは91歳。
第2次世界大戦後期のワルシャワ蜂起で部隊間の連絡役で戦ったという人。

物語は、戦後に共産党の指示で自分の家に共同生活をしていた人がやっと出て行って・・というところから始まり。
小さなころから住む古い家。亡き夫や離れて住む子供との記憶と暮らす老女にとっては大切な家。となりの成金から家の売却を迫られ、一緒に住みたい息子にその対応を頼むが、実はその息子は母を疎んでいて・・

全編モノクロで、ほとんど彼女の一人芝居なのですけど、さすがに伝説の名女優と言われる人だけあって飽きさせません。すごいエネルギーだと思います。
人生の最後に彼女の下す決断も、とても潔くて。
それは、常にドイツとソ連に挟まれて激動の歴史をたどったポーランド人だからこその決断かもしれないなと思いました。
・・戦争を体験せず生きてこられた世代には考えさせられる映画でした。差し迫った状況をどう判断していくべきなのかは大切ですよね。難しいけれど。
そして、彼女の愛犬フィラが、とても可愛くて、すごい演技なんです。(この映画で主演女優賞もたくさん獲りましたが、フィラも演技賞を獲ったというのも当然でしょ・・と納得の)

家族には、また見てるのといわれるくらい、繰り返してみましたが、また何年か経ったら見たくなると思います。きらめく木洩れ日と生き生きとした彼女とフィラに会いたくなって。

見ていただいてありがとうございます。

by arujue | 2017-09-24 23:37 | 映画

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by SI
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