4日目ロワール城めぐり

5月1日はメーデーで、パリのほとんどのお店は閉まっています。
郊外に出るしかないかと、マイバス社のロワール地方の城めぐりのツアーに参加。
(そう考える方が多いので、バス2台のツアーでした)
私たちの乗ったバスのガイドの方が、ルーブルでもお世話になった高橋さん。

初めに訪れたのが、フランソワ1世の幼少時代を過ごした城で、のちにレオナルド・ダ・ヴィンチをイタリアから招いてここに住まわせたというクロ・リュセ。
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内部には、ダ・ヴィンチの戦車や飛行器具などの発明品やアイデアが3Dの映像や模型で詳しく展示されていました。
(これ、本当に近未来的で、すごいんです。天才ぶりがよくわかりました)

こんな家具などが展示されていて、目を惹きます。
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右下にあるような分厚い絨毯(織物)が至る所の壁に掛かっていましたが、寒さ除けの役割を果たしていたそうです。(フランスの冬はかなり寒いらしいので)


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こんな花鉢も当時の形なのでしょうか。

ルネサンスをイタリアから持ち込んだといわれる、ダ・ヴィンチ。フランソワ1世に厚く庇護された晩年だったそうです。

ここで、まだ撮っていない部屋があれば、戻って撮っていいですよ・・と言われて撮っていたら、そんなのは私だけだったのか、気づくと誰もいない・・・・
「えー、どうしよう」慌てましたが、耳にした解説用のイヤホンから「では、次は庭に出ましょう」という声が。
こんな時に、イヤホンは助かります(笑
庭の方角に行き、無事ツアーと合流。

夫は、戻って探していたらしく、なんで逸れるの、と不機嫌。
いや、私だって待っててくれると思ったのにあなたが行っちゃうせいで逸れた・・とムッとして。
その不穏な雰囲気(笑 を察したらしく、ガイドの高橋さん、ツツッとそばに寄ってきて「子供だって夢中になるところだからね」
と声をかけていかれました。
・・あっ、すみません。気を使わせちゃいました。(私たちってしょっちゅうこんななんですよ。10分もしないうちにお互い忘れちゃうけど(^^;) ・・けど子供と一緒にされちゃいました(笑


・・と、お腹もすいたところで、近くの洞窟を利用したレストランでお昼です。
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メインは鴨のソテー。これは、ちょっと毛が残っていたのが視覚的に食欲をなくしましたが(こちらの方はあまりそういうの気にしないのかな・・)焼きたてパンやお野菜はとても美味しかったです。

さて、次は、ロワール渓谷きっての優雅なお城として知られるシュノンソー城。

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内部も優雅です。
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こちらはフランソワ1世の紋章火とかげと右はクロード妃の白テン。
クロード妃は、子供を多く生み、医者にこれ以上産むと命の危険があるといわれたそうです。
夫の愛人にも悩む生活の中、若くして亡くなったとのこと。
王妃といえども、人権がなかった時代ですね・・

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こちらは、のちにルイ14世の居室として作られたもの。
ルネサンス様式が取り入れられています。


小部屋にはこんなコーナーが。
コップの花がいいアクセントになっていますね。
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フランソワ1世の死後は、この優美な城は、息子アンリ2世が長年の愛人19歳年上のディアーヌ・ド・ポワチエに贈りました。
後に妻となったカトリーヌ・ド・メディチは彼女に嫉妬を募らせていて、アンリ2世の最後にも彼女を会わせず(アンリ2世は最後までディアーヌの名を呼んでいたとか)、その死後彼女をこの城から追い出したという。
怖いですね・・まぁ、ディアーヌは他の城を与えられて平穏な晩年を過ごしたらしいですが。
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カトリーヌ妃。雰囲気もちょっと怖いですが、それまで手づかみで食べていたフランスの貴族の食卓にナイフとフォークを持ち込んだのはイタリア出身の彼女だそうです。下の天使が何か可愛いですね。



そして、最後はロワール最大のお城シャンボール城。
フランソワ1世の狩猟のための館。

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この屋根部分の装飾がとっても華麗で、今見てもモダンです。



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とても華麗なお城ですが、ルネサンス様式を取り入れたため、部屋が大きく天井も高くて寒い時期の長いフランスには合わなかったようです。長く放置されたけど、第2次世界大戦後、ようやくフランス政府の手で大規模な修繕がされて、今では屈指の観光客を呼べる城になったそうです。


さて、3つのお城を巡って、パリに帰り着いたのが夜の9時近く・・
まだまだ外は明るいのですが、疲れたし夫は食欲もないというので、ホテル近くの「カフェオランピア」に入って。
パリの人は寒くても外の椅子で食べる人が多いようですが、夫が風邪気味なので窓際の席に案内してもらい。

日本語メニューを持ってきてもらいましたが、あいにく軽いものといえばホットドッグくらい。
夫がメニューを指さし、「ホットドッグ、ツウー」と。

そしてやってきた大きなプレート2つと飲み物。
あれ、これはどう見ても大きなクラブサンドと山盛りのフライドポテト!!

顏を見合わせて考えると、たぶん夫の大きな指が上のメニューに掛かっていたんだという推測に。・・替えてくれという気力もなく、頂きます。夫はなんとかクラブサンド2ケを食べましたが、私は必死に頑張って(真正面から見たらすごい顔をしてたと思う・・)
1ケのみ。カフェオレは、大きなカップにコーヒーを半分ほど入れたものと泡立てたホットミルクを好きなだけ入れます。
パリはどこで飲んでもコーヒーはとても美味しいです。

でもお会計を頼んだら、親切に持ち帰りにと大きなプラスチックパックに残りを入れた袋を渡してくれました。
夫が、ほんの少しのチップを渡したら(たぶん支配人のような人)「OH!]と感謝の面持ちで入り口まで送ってくれました。
フレンドリーです。
あとで調べたら、このカフェは夜遅くまで開いていて価格も良心的なので評判はいいようです。
(もっともパリの価格は高いですけど。2人でこのメニューで5000円程でしたから)

さて、明日の夜は帰国。早めに就寝します。

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by arujue | 2016-05-22 23:36 | フランス | Comments(0)

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by SI
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