パリ1日目から2日目

以下は結婚30年記念のフランス旅行の覚書。
忘備録を兼ねていたらやたら長くなってしまったので、お時間と興味のある方だけお読みくださいませ。



羽田から全日空で12時間の長い飛行機旅を経て、フランスに。
ほぼ座りっぱなしなので、ちょっとうんざり。
面倒だと思ったけど、やっぱり乗り継ぎのあったほうが、途中休めたね・・と夫とぼやいていました(笑

やっとシャルルドゴール空港に着陸。
お隣の方は、パリが3回目とのことで、着陸時には窓の下に広がる景色(春色の畑)を食い入るように見て、きれいですね~と。(好きなんですね~(笑 オペラ座近くのホテルに着いたのがもう夕方。でもまだ明るい。近くのモノプリまで買い出しついでに歩いてみることに。
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奥に見えるのが、オペラ座。行き交う人たちはの服装はほぼモノクロ。そして、黒人の割合も想像以上に多かったかも。

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パリの人用信号機。赤でも車さえ来なければ皆どんどん渡ります。
日本人としてどうなのか・・とちょっと迷ってると流れの妨げになりそうなので、適当に渡って(笑
・・慣れるまでは、渡るタイミングが難しい・・

宿泊先のプチホテル・ル・ヴィヨンのフロントはこんな。小さいけれど、雰囲気のいいインテリアです。
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明日は、早くから美術館なので、食事後、早々に就寝します。


明朝、食事を早々に摂り、集合場所のルーブル近くのマイバス社へ。
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徒歩5分ほどで、ルーブルに。
・・想像以上に大きいです。17世紀にルイ14世がヴェルサイユ宮殿に移るまでは、ここがルーブル宮殿としてパリの中心だったんですね。

この日の最低気温4度。(午後には14度くらいまでは上がったようです)
もう、皆さん真冬の格好ですよね。
ただ、湿度は低いので、気温よりは暖かく感じました。


所蔵品38万点とか。
自分たちでうろうろしてたら、迷子になりそうなので、半日の解説ツアーに参加しました。
長蛇の列に並ばず、入館できます。

ガイドの高橋さんはフランスの公認ガイドですごく熱心な方です。(名物ガイドで有名な方らしい)

「ミロのヴィーナスはね、正面から見ると女性だけど・・
顔は男。
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そして、後ろ姿はたくましい男性。

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紀元前130年に、この女性と男性の融合の美を作っていたという驚き!」・・という具合。

私たちはそのたびに前に行ったり後ろにいったり・・
いろいろな彫像作品でどれだけ、古代の美というのが男性と女性の融合だったかということを繰り返し説明されて。
とてもよくわかりました。この点は忘れないと思う(笑

古代美術史の講義を受けているようでちょっと疲れたけれど、面白かった。



そして、修復を終えた「サモトラケのニケ」
これも、紀元前の作品。服のひだとかは荒っぽい作りですが、躍動感でとても印象的な作品ですね。
バラバラで発見されたものを、ここまで修復したとか。
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硝子に囲まれていた「モナリザの微笑」
さすがの存在感。この展示室は、この作品が中心で、ルーブルにとって特別な作品なんだと分かります。
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大作もいいけど、こんな宗教画の小品が興味深かったです。

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さすが、宮殿だっただけあって、天井画がとても見事で。

このツアーは80代のご夫婦が、手をつないで参加されてた(娘さんが同伴)のが印象的で。
ガイドさんも気を使って、時々ベンチに誘導してたけど、楽しそうに説明を聞かれて。 あまりお疲れじゃなければいいのだけど。
あんな夫婦になれるものならなってみたい・・と思わせるご夫婦でした。

さて、お昼を過ぎて解散。
美術館も混んできたけど、地下のフードコートも激混みで。
スタバもいっぱいなので、外に出ました。

ポール(人気のパン屋さん)の屋台発見。
前に並んだ方は、ルーブルのツアーで一緒だったご家族でした。
サンドイッチとオレンジーナを手に、近くのベンチに。
人なれた鳩がたくさん寄ってくるので、パンくずをあげて。(善光寺の鳩を思い出しました(笑

その向こうには、ベレー帽をかぶった、フランスの兵士さんたち5、6人が和やかにたむろってました。お昼休みかな。


広大なチユィルリー公園を、どんどん進みます。

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行きつくと、オランジュリー美術館
ここも入り口で、荷物検査とX線チェック。
待ってる間に、職員のおじさんが「ジャポネ?」
と聞いてきます。「ウィ」というと、「こんにちは」と。
日本好きの方かな。
小さな美術館なので、結構人はいるけど、見て回るにも余裕があります。

一部は撮影禁止ですが、あとはフラッシュさせ使わなければ大丈夫。
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この晩年の睡蓮の大作は、今回是非見たかった作品なのですが、想像以上に形がなく絵の具の重なりからできた作品であることにビックリ。かなり白内障が進んでいたということですから、実際にモネにはこんな風に映っていたのでしょうね。ベンチに腰を下ろして見つめていると、独特の境地に惹き込まれます。
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1階にはセザンヌなど印象派の作品も、多く展示されていました。
こんな間近で見れてうれしい。


帰りに、長い杖を持ったヨーロッパ系の入場者がひと悶着起こしてました。長い棒はもって入ったらダメなんですけど、不満だったみたいですね。
またあの日本好きの職員さん、わざわざ「サヨナラ」と手を振ってくれます。人懐っこい方でした。



その隣のコンコルド広場を眺めながら、いったんホテルに帰ります。

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革命のときは、ここでマリーアントワネットの処刑も行われたのですが、もちろんそんな雰囲気は残っていません。


途中、マドレーヌ寺院の前を通ります。
教会としては変わっていて、ギリシャ・古代ローマの神殿を模したつくり。上の彫像はルメールの「最後の審判」
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教会は、基本的にミサをやっている時間でなければ、自由に中を見学していいらしいのですが、昨日は扉が閉まっていて開けて入る勇気が出なかったんです。
今日は、入っていく家族連れもいたので、そのあとに続いて・・

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正面は、「聖マグダラのマリアの歓喜』像
荘厳な雰囲気。天井までの宗教画も見事です。
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前の椅子に座って、じっと眺めてていると、何か大きなものに包まれるような気がします。
まだ終息を見せないテロ、頻発する日本の大地震・・ただ、祈りを捧げました。
(基本、入場料などありませんが、寄付になればいいなとマドレーヌ寺院の記念硬貨を購入。)



いったん、ホテルに戻って休んでから、夕方はエッフェル塔で食事です。

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エッフェル塔のレストランを予約したので(セーヌ川ツアーも込みで)、行列に並ばなくてもエレベーターからレストランに入れました。
その前に回廊を1周して。遠くにモンマルトルの丘が見えます。

日本人の若いご夫婦と席がご一緒。
何回か海外を旅されているという、素敵なご夫婦でした。
住んでいる県を紹介したくらいでお互いに名前も職業も不詳で(笑。パリのことや今までの海外での武勇伝をお聞きしたりで、とても楽しかったです。
ボデーランゲージと片言で、撮っていった写真(1枚3000円ほどとか)を売りつけにきた黒人さんも軽やかに撃退してくれました。頼もしいですね。
5月1日はメーデーなので、無料の凱旋門に行くんですって。私たちは、郊外に出ますが、そうかそういう過ごし方もあったのね。



今、パリは9時ころまで明るいので、8時半にセーヌ川遊覧船に乗ったときはこんなだったのに・・
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1時間ほどのクルーズ。素敵でした。


さぁ、明日も早いので、教えてもらったタクシー乗り場からホテルに直行します。
(ガイドさんは、パリ在住10年で夜のメトロで6回襲われたそう(多過ぎ!)、是非タクシーで帰るように勧められていました。そんなことをお聞きしなくても、おじさんおばさんは初めからタクシー頼みの予定でした(笑

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Commented by mikarose at 2016-05-16 01:24
フランス紀行楽しみにしていました。
私は結局お留守番をすることにしました。
パリは23年前に1度行っただけですが
ルーブルやオルセーのことはあまり覚えていないのですが
どうしても行きたかったオランジュリーのことはしっかり
覚えています。
写真撮影はこちらだけ禁止だったのですが
今はいいのですね。
なんだか行かないと決めると、行きたくなるという
天邪鬼な私です。
ご主人さまと思い出に残るよい記念旅行になりましたね。
日ごろのご褒美付きウォーキングは役に立ったのでは。
続きも楽しみにしています。
Commented by arujue at 2016-05-16 18:49
mikaroseさん、ありがとうございます。
mikaroseさんは、23年前にパリに行かれたのですね。いいなぁ。
若いころに行ってみたかったです^^
私も、今回はオランジュリーが楽しみでした。自分の行きたかったところは印象深く覚えていますよね。
写真撮影は、オランジュリー、オセローとも2年ほど前に解禁になったようですよ。(全部じゃないようですが)フランスの政策でとか。パリは歩きますものね。ウォーキングは、きっと役立ったんだと思います。疲れましたけど(笑
by arujue | 2016-05-15 23:29 | フランス | Comments(2)

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